ミュンヘン国際音楽セミナー

新たにミュンヘン国際音楽セミナーの項目を作りましたのでそちらをご覧ください!

〈2023春期〉



●弦楽フェスティバル 2月20日~25日  ミュンヘン

ヴァイオリン/室内楽  ルーデンス・トゥルク

 (Stella フォーアアルベルク州立音楽大学教授 オーストリア)

 

チェロ/室内楽  ウェン・シン ヤン 

(ミュンヘン国立音楽大学教授)


日本でのマスターコースも決定!

4月17日ー19日 東京にてウェン・シン ヤン先生のチェロのマスターコースが決定いたしました。詳細はこれからまた発表いたします。  (2022、9月24日現在)

チェロ/室内楽  ウェン・シン ヤン 

(ミュンヘン国立音楽大学教授)


 アルバニアの首都ティラナ生まれ。ミュンヘン国立音楽大学では、ヴァイオリン界における新星の育ての親として知られるアナ・チュマチェンコのもとで学ぶ。ネーメ・ヤルヴィ、イダ・ヘンデル、ユーディ・メニューインとの出会いは、ルーデンス・トゥルクの芸術性そして人間性に大きな影響を与える。国内外のコンクールでの受賞を機に多彩なコンサート活動を開始。ソリストそして室内楽奏者として世界の舞台に立つ。ユリア・フィッシャー、アルバン、ゲルハルト、アラベラ・シュタインバッハー、アナ・チュマチェンコ、ウェン・シン・ヤン、エドゥアルド・ブルナーなど彼の共演者として著名な演奏者が連なる。

アメリカ・ヒューストンでのデビュー以来、ロンドンのウィグモアホール、ニューヨークのキャミホール、ミュンヘンのガスタイクフィルハーモニー大ホール、ベルリンフィルハーモニーホールなど主要なコンサートホールを制す他、アメリカからヨーロッパまで国際音楽祭の顔でもある。

CD録音も多く、イギリスのレーベルAVIEからリリースされたCDはルクセンブルクの専門誌ピッチカートの2010年スーパソニック賞に輝いた。2015年に発売されたCD『Souvenirs-ルーデンス・トゥルクと音楽の日々』は、ドイツレコード大賞にノミネートされた。2017年にはベートーヴェンのヴァイオリンとピアノのためのソナタ全曲集がリリースされる。

トゥルクは後進の育成にも情熱を注ぐ。ミュンヘン国立音楽大学において客員を務めた後、2013年よりオーストリア国立フォアアルベルク音楽大学ヴァイオリン科主任、イタリアのアカデミア・ペローシでも指導にあたる。彼の門下は国内外のコンクールでの優勝者を多く輩出している。

巨匠ロリン・マゼールに「最高峰のテクニック、素晴らしい豊かな音、完璧なイントネーション。彼の音楽は、哲学的な広がりを持つ、類い稀なものである」と絶賛されたウェン・シン ヤン。
難関ジュネーブ国際コンクールで第1位となって以来、アジアからヨーロッパまで主要なコンサートや音楽祭に招待されてきた。名門バイエルン放送響、NHK交響楽団、スイス放送響など名だたるオーケストラとコリン・デービス、ロリン・マゼール、マリス・ヤンソンスといった巨匠たちと共演したきている。
台湾人の両親のもと、スイス・ベルンに生まれ、クロート・シュタルク(チューリッヒ)、ウォルフガング・ベッチャー(ベルリン)のもとでチェロを学ぶ。
名門バイエルン放送響の首席ソロチェリストを経て、2004年よりミュンヘン国立音楽大学教授。